戦略至上主義!芦田博のブログ

戦略は全ての問題を解決する人類の智慧と考え人と企業を豊かにする。経営ストラテジスト芦田博の日日是好日記。

レジリエンスとは?

こんにちは、芦田です。

 

この前書店に行くと、こんな本がありました!

 

「ほめると子どもはダメになる」

 

ちらりとめくると、

現在の教育論に一石投じてくれる本だと確信し、購入しました。

blog.terak.jp

最近、

「頑張れ、とは言わない方が良いとか。

「戦わない経営」とか。

「子どもはほめて育てよう」とか。

こんな論調が広まっているのに危機感を感じていました。

 

耳障りの良いキャッチフレーズの書籍が書店に並び、

詳細を見ないどころか、

また、きちんと調べもしないで、

印象的なタイトルと、対象者の「楽したい」マインドが

結びついて、

社会の常識になっている感があると。

 

これらは、

まるで昔流行った「寝ていても勉強できる」睡眠学習のようなものです。

 

なぜ、これらの論調に危機を感じるか?

 

私は、とある縁で、昔、心理学と大脳生理学を猛勉強したことがあり、

また経営学もプロ(仕事)ですので、それなりの知識はあります。

 

「頑張れ、とは言わない方が良い

実は、これを否定する論文もありますし、

「戦わない経営」も、

ちょっと勉強すれば、市場に競争やトラブルが存在しないということはすぐにわかります。

「子どもはほめて育てよう」も、この本にある通り、

間違いではないのですが、この言葉が全ての意味となり、

子供の教育に「ほめて育てる」が全知全能の方法として社会に広がってきています。

要は、これらの本の本質を考えることなく、

タイトルだけが一人歩きして、

一般常識になってきてるのです。

なぜ、このような風潮になっていったかの経緯を話すと、

これまた長文になるので省略させていただきますが、

「ほめて育てる」親に、

これは警告をしないといけないと思いブログに書き留めました。

 

なぜ、それを訴えたいか?

それは、「メンタルに弱い人が没落してゆく悲劇」をたくさん見たからです。

昔から部下の育成においても、周囲の話を聞いても、

 

「傷つきやすい」

「頑張れない」

「意思が弱い」

「自分探しを過度にしている」

という人は多数いて、

その、末路があまりよいものではなかったのです。

(降格、解雇、鬱の発症、引きこもり、または自殺等)

 

では、このような人達と、どのように接するか、

または、どのように教育するか、

これが私にとっても、大きな課題、テーマで、

解決しようと今までも多くの本を読んできました。

 

そして最近わかってきたのは、

ほめて育てようが、

叱ろうが、

(環境が悪かろうが)

「伸びる奴は伸びる」

そして、

どんなアプローチをしようが、

「伸びない奴は伸びない」

この事実も、ある研究で立証されましたし、

私も実体験を通じて納得しています。

もちろん、一見メンタルの弱そうな人でも、

なんらかのキッカケやコーチングで変わることもあります。

ただ、やはり素質によるものが大きいと言わざるをえません。

 

その素質は、幼少期の親の教育方法で大きく変わるようです。

 

私の息子が、まだ小さいとき、よく砂場に遊びに連れていきました。

自発的な遊びができるよう、

割とほっとくようしていました。

そうすると創造的な遊びを開発するからです。

 

そんなある日、私の息子を砂場で遊ばせていると、

別の子供が、息子のスコップを貸してくれと言いまました。

私の息子は快く貸したのですが、

時間がたっても彼は返してくれる様子がありません。

そこで、息子が返してくれと言うと、

なんと、その子供は自分のものだと主張し始めたのです!

すると、

薄眼を開けて寝たふりしている自分に、息子が助けを求めてきました。

「知らん、自分で解決しろ」

と言い砂場に返しました。泣きながら、、。ww

息子は仕方ないので、その子供から半ば喧嘩しながら奪い返してきました。

 

ちなみに、同時期に別の砂場を見ていると、

ある親が砂場に張り付いているのが見えました。

 

「◯◯ちゃん、それ△△ちゃんのだから取ってはだめですよ」

「そこに行くと汚れるから、こっちにきて」

 

そう、子どもが判断する前に、親が判断して先回りして、

トラブルを予防していました。

 

こうして、判断力のない、

トラブル耐性のない子供が仕上がります。

 

私が終始一貫して子供の教育に必要なものは、

「サバイブの仕方」だと思っています。

 

世の中は理不尽なことばかりです。

それを乗り越えるのは、

やはり「サバイブ力」です。

優秀な人であったのに不祥事を起こしたり、

ストレスで自殺したり。

そんな弱い大人にしたくないから、

サバイブの精神を教えてきたのです。

 

ちなみに、ドラえもんジャイアンスネ夫とかは、

子供の教育上必要な存在だと思われます。

理不尽を強要するジャイアン

そもそも裕福な家庭でいつもおもちゃを持っているスネ夫

これらの友人に接してきたから、

のび太は成長したのではないでしょうか?

(マンガの話しどはありますが)

私の小さい頃も、

このような友人構成でありましたので、

ドラえもんの友人構成は一昔前までは当たり前にあったと思います。

 

社会に出た社会人の皆様の方が、

誰でも様々な理不尽や不公感を感じているのでは?

そして多くの人がストレスを抱え、場合によっては心理的な病気を発症していると思います。

 

だから、

これから社会にでる子供には、

この本にあるように、

レジリエンス力」

※ストレスに対抗できるメンタル性を持つこと

を鍛えた方がよいと思うのです。

 

ちなみに私の子供達には、

このレジリエンス力」を鍛えることに重きをおいてきたので、

「勉強しろ」とは言ったことはありません。

(「勉強しなくていい」とはよく言いましたが、、。)

どのような理由かはわかりませんが、

息子は東大、娘は千葉大に通っています。

でも、ハードな受験勉強を耐え抜くにも、

結果「レジリエンス力」が役にたったのではとは思っています。

 

さて、ゆとり教育がいつの間にかに廃止になっています。

(政府は責任問題になるのでそっと廃止した)

一昔前に、「運動会では競争させない、みんなでゴール」みたいなことを推奨されていましたが、これも知らずのうち廃止。

なぜなら、学力の低下どころか、子供に心にも様々な問題が多く発生したからです。

競争をしないことを推奨したから、

メンタルの弱い人が大量生産されてしまったのです。

そして、現在、

「ほめて育て」ることで、

ゆとり教育の再来のように、

レジリエンス力」が低い子供がどんどん出来上がっています。

この本に書かれているように、

今後は社会問題までに発展するかもしれませんね。

 

企業の人事部は、

今後、低レジリエンス力の新入社員に翻弄されるでしょう。

また、このようなレジリエンスな子供を育てた親は、

子供の悲観的な将来を目撃することになるでしょう。

 

子供への愛があるなら、

一時子供に嫌われるかもしれませんが、

厳しい教育をするべきです。

良い時はほめれば良いですし、

悪い事は勇気を持って叱る。

要は、

子供は自分のしている事を外から見ることはできません。

だから、親が子供のミラーとなって、

子供の行動に対して正しいフィードバックをすればいいだけなのです。

以下の言葉も最近は聞かなくなりましたね。

今こそ、

昔の諺を噛みしめましょう。

 

 

獅子は我が子を千尋の谷に落とす
獅子は生まれたばかりの子を深い谷に落とし、這い上がらせて子供に高い生命力を育てるという言い伝えの「獅子の子落とし」が転じて、本当に深い愛情をもつ相手にわざと試練を与えて成長させること、またはそのようにして成長させるべきであるという考えを意味する語。

 

あしだ